発言数 27
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21:40:51 + Nagare_ (Nagare_!memu_@p291533.miygnt01.ap.so-net.ne.jp) to #BARマーリン
21:41:41 <Nagare_> カランと音を立てたが、扉の方には姿が見えない。気付けば、席に座っていた。/
21:41:49 Nagare_ -> Nagare_0
21:41:54 Nagare_0 -> Nagare_0_
21:42:45 <Nagare_0_> 「こんばんは、マスター。」と、少し疲れたような声で、日本酒と枝豆を頼む/
21:43:35 <Nagare_0_> 「先週来て、また今週もお邪魔させて頂きますね」ニコ、と笑うものの、溜め息を零す。
21:44:14 <Nagare_0_> 「別に学校で何かあった、って訳じゃ無いんですが、ただちょっとね。」
21:44:47 <Nagare_0_> 「・・・先週の、真昼と有希さんの会話が、ちょっとばかり気になって。でも、多分深入りしちゃだめだと思うんです。」
21:45:26 <Nagare_0_> 「まぁ、何もなければいいんですが、ね。」グイッと一気に飲み干し、枝豆を口にする/
21:45:58 <Nagare_0_> 「あ、そうそう。明日から僕実家に帰るんです。だからそのご挨拶も兼ねて来たんだけど、いませんね。」
21:46:38 <Nagare_0_> 「実家は、岩手です。まぁ結構田舎っちゃあ田舎かなぁ」
21:47:30 <Nagare_0_> 「でも、伝承とか、風景が好きなんです。T字路のところに着飾ったマネキンがあって、帰る度に違うんですよー」
21:48:02 <Nagare_0_> 「例えば、ビール瓶を持ってたり、スイカを持ってたり。結構面白いものです。」
21:48:49 <Nagare_0_> 「伝承で、一番興味があるのは遠野物語っていう民話、って言ったらいいのかな。その中にもある【オシラサマ】がちょっと。」
21:49:31 <Nagare_0_> 「オシラサマの話よく分からないけど、仕えてた人は、オシラサマが家に居る、って言ってたから。」
21:49:55 <Nagare_0_> 「・・・家は、今頃沈んでるかな。。水が増水してなければ、いいんですが。」
21:51:24 <Nagare_0_> 「・・・あのお酒、結構強い奴ですか?なんか、フラフラする…?」目を瞑り、壁に凭れかかると、力が抜けたのか、あの本当の姿を現す/
21:55:48 <Nagare_0_> 「・・・まぁ、たまにはお酒の力借りるか。」
21:58:57 <Nagare_0_> 「実はさ、実家に戻って確かめたいんだ。」と、水を頼み、少しだけ飲む/
21:59:38 <Nagare_0_> 「・・・なんで、俺の家だけを狙ったのか。それとオシラサマの姿を。」
22:00:19 <Nagare_0_> 「だって、あの頃は周りに家があったし、俺の家を狙う理由は、裏とか、闇とか良からぬ事をしてる奴らが居るならわかる」
22:00:44 <Nagare_0_> 「・・・魔獣は、なんですかね。闇、の物?」
22:01:54 <Nagare_0_> 「・・・でも、人型なんですかね。一回も見たことがないから、何も言えない。」
22:02:22 <Nagare_0_> 「…ただ、俺も父も皆、オシラサマの云う通りにするしかなかったのかな」
22:06:58 <Nagare_0_> 「・・・実はさ、実家が、マヨヒガだった、っていう話があって。」
22:08:11 <Nagare_0_> 「・・・ま、そこに神様でもいたら偉い話だよね。」
22:08:20 <Nagare_0_> 「きっと、冗談だろうけど、冗談とは思えない。」
22:08:55 <Nagare_0_> 「・・・んー。明日の支度もあるからなぁ。。」
22:09:44 <Nagare_0_> 「・・・今日は、この辺で失礼しようかな。もしかしたら、来るかもしれないし。多分ねぇ、僕はどこにでもいるよ。多分。お彼岸だから彼岸が終わったら。ね」
22:10:17 <Nagare_0_> 「それじゃあ、早いけどおやすみなさい。」と、気付けば水も枝豆もなく、一瞬風が吹いたと思ったら、彼はいなかった/
22:10:22 Nagare_0_ -> memu_
22:10:43 ! memu_ (Quit: 流を早く使いたいなぁ。)
23:23:47 + kuro_ (kuro_!kuro@121.123.133.27.ap.yournet.ne.jp) to #BARマーリン
23:36:16 + entyu (entyu!entyu@221x240x248x90.ap221.ftth.ucom.ne.jp) to #BARマーリン