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22:01:41 houto[3]kagari
22:02:31 lalsetYu-ka
22:03:11
[3]kagari
カランカランと今宵の一番客が扉を開ける
22:03:34
[3]kagari
黒髪に黒目、どこにでもいる普通の高校生
22:03:56
[3]kagari
前回と同じ席に座ると一言言った
22:04:17
[3]kagari
「マスター、和食御膳、御願いしていいですか?」/
22:07:02
Yu-ka
店内に前兆もなく転移。適当な席に掛けて、マスターに注文する
22:07:33
Yu-ka
「マスター、ハンバーガーを一つ頼む。間にチーズを挟んだ奴をな」/
22:07:39 Yu-ka[5]Yu-ka
22:08:34
[3]kagari
「え・・・え!?」と突然現れたのに驚いて二度見三度見します/
22:09:43
[5]Yu-ka
「驚く事もあるまい。使えるものは珍しくない」と篝の方を見ずに言ってから、手に持ったチーズバーガーにかぶりつく/
22:11:12
[3]kagari
「そう・・・なのか」
22:11:23
[3]kagari
「うん、そうだな。ヒルコも常識を
22:12:02
[3]kagari
「捨てろって言ってたし、俺は篝。礎篝だ。よろしく」と白いご飯を口に運びます/
22:12:49
[5]Yu-ka
「自己紹介か。我が名はユウカ。姓はない」ソースが付いた指先をぺろり/
22:16:45
[3]kagari
「姓はない・・・か」と何かを感じ取ってお茶を一口/
22:19:52
[5]Yu-ka
「我は生まれが少々特殊でな。だが、気に病むような事でもない」/
22:22:14
[3]kagari
「ん、大丈夫。僕も生まれこそ普通・・・普通だけど、育ちは特殊だったから」
22:25:20
[3]kagari
「気に病むことはない・・・と思う」と少し目を逸らします/
22:26:23
[5]Yu-ka
「生まれは普通、育ちは特殊。それこそ掃いて捨てるほど存在する。我の母体もまた、そうであった」
22:27:21
[5]Yu-ka
「とはいえ、それで割り切れるものでもないか」
22:27:34
[5]Yu-ka
「どれだけの他人が、どれだけ似た境遇であれど、自身がこれから苦しむ事に変わりは無いからな」/
22:31:05
[3]kagari
「ん~、多分そこは案外割り切れてるのかもしれない」
22:33:28
[3]kagari
「あるとすれば・・・、うん、やっぱりないや」と少し微笑む/
22:34:40
[3]kagari
「未知だったから、良くわからなくて、それが疑問になってただけみたい」と少し苦笑いに代わるかな/
22:36:03
[5]Yu-ka
「そうか、我の取り越し苦労であったのなら、それはそれで良い事だ」
22:37:28
[5]Yu-ka
「騎士の中には死後魔獣に与する形になった者も居ると聞く」
22:37:47
[5]Yu-ka
「つまらない悩みを抱えるくらいなら、早々に対処した方が良い」
22:37:58
[5]Yu-ka
どこか遠くを見るような目つきになる/
22:42:17
[3]kagari
「・・・そっか、ごめんで辛いこと思い出させちゃったみたいで」と申し訳なさそうに/
22:42:36
[5]Yu-ka
「別に辛いことでもない。過去の話だ」
22:43:19
[5]Yu-ka
「それにお前も他人事ではないかもしれない」
22:43:48
[5]Yu-ka
「魔獣に関われば普通の感性では居られない。あれは人間の弱さの末路の一つだからな」/
22:47:33
[3]kagari
「・・・なら、絶対にその未来を否定しなくちゃね」
22:50:22
[3]kagari
「本当は・・・肯定していきたかったけど。やっぱりそうもいかないみたいだし」とみそ汁を啜ってます/
22:57:40
[5]Yu-ka
「肯定? 魔獣の存在を肯定するのは得策とは言えないな」
22:58:34
[5]Yu-ka
「世界が破滅する前に、魔獣が日本人を皆殺しする方が早い、というくらい未来の無い奴らだからな」/
23:06:47
[3]kagari
「あぁ、やっぱり。・・・でも、それを聞いて安心した」
23:09:46
[3]kagari
「それなら、相手がだれであってもきっと戦えるからさ」と漬物を食べてます/
23:11:04
[5]Yu-ka
「それが……社会から見放された、同情の余地しか無い相手だとしても?」
23:12:03
[5]Yu-ka
「手を伸ばせば助けられるかも知れない……そんな相手だったとしても?」/
23:15:40
[3]kagari
「ん~、どうだろう。もし別の道を掴むことが出来ればその道を掴むかもしれない」
23:16:12
[3]kagari
「でも、無ければ。それが不可能だと理解したら。僕は戦えてしまうんだと思うよ」
23:16:57
[3]kagari
「ま、あらがう分には抗ってやるけどね」と微笑みながら食後の紅茶を頼んでます
23:17:02
[3]kagari
/
23:18:14
[5]Yu-ka
「一つ、良い事を教えてやろう」
23:18:35
[5]Yu-ka
「魔獣の中には助ける事が出来る者も居る」
23:18:47
[5]Yu-ka
「総帥から聞いているかもしれないが、これは確かに存在する事実だ」
23:19:30
[5]Yu-ka
「だが、一方で……どうしようもなく、助けられない者も居る」
23:19:59
[5]Yu-ka
「我々は同じ道を歩ける……そう希望の芽が生まれた瞬間、指の隙間をすり抜けて目的を達し、死ぬ」
23:20:48
[5]Yu-ka
「戦う事は出来る。魔獣だからな。殺す事は出来る。魔獣が相手ならば」
23:21:22
[5]Yu-ka
「だが、例えどれだけ覚悟しようと……辛いぞ。誰かを守るため、助ける為に戦うなら尚の事」
23:22:09
[5]Yu-ka
「そして、それらを放棄して戦うのであれば……円卓の騎士という化物と魔獣を生み出すアルカナ、そこにどれほどの違いがあるのだろうな」/
23:22:42
[5]Yu-ka
「篝。お前は魔獣と戦った事があるか? お前ならどのような答えを出す?」/
23:24:01
[3]kagari
「もちろん、修羅の道を(即答)」
23:26:01
[3]kagari
「何せ、俺はそういう人間だ。どうしようもないほど狂ってて、そのくせ狂いきれなくて、泥水でもなんでも啜って、また立ち上がる」
23:28:49
[3]kagari
「だから、今の話を聞いた時。少なからず嬉しかったんだ」
23:30:08
[3]kagari
「確かに、救えない魂も多いだろう。でも、救えるものもあるってわかったからさ」
23:31:03
[3]kagari
「と微笑んで紅茶を美味しそうに飲みます/
23:31:24
[5]Yu-ka
フッ、と微笑む。
23:33:42
[5]Yu-ka
「修羅の道か。一言で言っても幾つか道はあるぞ?」
23:33:57
[5]Yu-ka
「心をすり減らしながら、助けられる可能性に賭け続ける道」
23:34:41
[5]Yu-ka
「これがみんなの為になると嘯きながら魔獣を殺し続ける道」
23:35:25
[5]Yu-ka
「そして……例え同じ円卓の騎士からどれだけ反感を買おうとも、一切の悪を殺す道」
23:36:30
[5]Yu-ka
「我は……我の母体は、ある日気付いてしまったよ。世界に悪が蔓延っている事に」
23:36:37
[5]Yu-ka
「きっとその時、何かが壊れたのだろうな」/
23:39:02
[3]kagari
「ん~・・・実の事を言うと。僕も昔はそうだった」
23:40:46
[3]kagari
「周囲のみんなが悪で、世界に絶望してたぐらいだしね~」とのんびりした声で紅茶のお替りを頼んでます/
23:41:43
[5]Yu-ka
「そうか。頑張ったのだな」/
23:44:58
[3]kagari
「・・・いや、頑張ったというよりは頑張らせて貰ったが近いよ。その時の僕じゃきっと立ち上がれなかった」
23:47:20
[3]kagari
「・・・そういう意味でも、その存在には感謝してる。もちろん、ユウカにもね」と笑顔を見せる
23:55:51
[3]kagari
/
23:58:29
[5]Yu-ka
「ふむ……お前は前向きなのだな。羨ましい事だ」
23:59:11
[5]Yu-ka
「その強さがあれば、まあ一戦くらいは保つか。それがいつになるかはわからんが」/
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