発言数 353
表示
時刻 メッセージ
00:50:47 entyu__ が切断されました:Quit: Leaving...
21:32:08 Daimaru (Daimaru@FLH1Aai080.stm.mesh.ad.jp) が #魔獣舞台 に参加しました。
21:32:31 DaimaruDai_ROM
21:52:03 bluenight (mutsuki@FLA1Acv219.osk.mesh.ad.jp) が #魔獣舞台 に参加しました。
21:53:37 entyu__ (entyu@221x240x248x90.ap221.ftth.ucom.ne.jp) が #魔獣舞台 に参加しました。
21:54:25 kumo (kumo@e0109-106-188-229-121.uqwimax.jp) が #魔獣舞台 に参加しました。
21:58:18 minazuki2 (minazuki2@ntgifu158183.gifu.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp) が #魔獣舞台 に参加しました。
22:00:38 kuro (kuro@121.123.133.27.ap.yournet.ne.jp) が #魔獣舞台 に参加しました。
22:08:00 bluenightmutuki_10
22:08:12 kuroMahiru_10_
22:08:13 kumoyu-_10
22:08:17 minazuki2GM20
22:12:18
GM20
【魔獣】
22:12:18
GM20
 DB-365 斬楽将
22:12:19
GM20
【魔獣発現場所】
22:12:20
GM20
 関西
22:12:21
GM20
【事件の状況】
22:12:22
GM20
 最近、バンドマンのような男が人を操り、大量殺人を起こしている。
22:12:23
GM20
 男は音楽を奏で女性を魅了し、そのあと、ギターを武器に変え、操った女性ともに人々を殺していくようである。
22:12:25
GM20
 聖石により調査した結果、魔獣と認め、音楽を奏で、人を斬殺することから、斬楽将と呼称する。
22:12:30
GM20
【連絡所】
22:12:32
GM20
 寺
22:12:34
GM20
【キーワード】
22:12:36
GM20
 悲劇、願望、魅了
22:12:38
GM20
【連絡所】
22:12:40
GM20
 寺
22:12:42
GM20
【キーワード】
22:12:44
GM20
 悲劇、願望、魅了
22:12:46
GM20
【参加者】
22:12:48
GM20
”那托”識嗣真昼 【PL:黒】
22:12:50
GM20
http://www40.atwiki.jp/majyusupo/pages/24.html
22:12:54
GM20
<星>の騎士 三笠ムツキ【PL:BlueNight】
22:12:56
GM20
http://www40.atwiki.jp/majyusupo/pages/57.html
22:13:00
GM20
”女王” 琴音有希 【PL:雲】
22:13:02
GM20
http://www40.atwiki.jp/majyusupo/pages/19.html
22:13:06
GM20
【GMより】
22:13:08
GM20
 ベテランさんばかりなのでプレイ自体は問題ないのですが……
22:13:11
GM20
 ……(シナリオみながら)、そうかムツキちゃんがくるのか
22:13:25
GM20
■□■ 魔獣戦線 セッション ■□■
22:13:26
GM20
■□■ DB-365 斬楽将 ■□■
22:13:28
GM20
***プロローグ***
22:13:30
GM20
 フラッシュバックする記憶
22:13:31
GM20
 思い出すたびに絶叫し、嘔吐する。
22:13:32
GM20
 アレに没頭すれば、すべてを忘れられる
22:13:33
GM20
 だが、終われば、再び心が黒く染まっていく。
22:13:34
GM20
 こんなことならいっそ……
22:13:39
GM20
■□■ 登 場 フ ェ イ ズ ■□■
22:13:41
GM20
時間:45分[1シーン:15分]
22:13:43
GM20
目的:魔獣の事件の調査に向かう
22:13:45
GM20
***シーン 真昼***
22:13:47
GM20
 血のにおいが漂う暗闇。
22:13:49
GM20
 手術室のような部屋の中、長髪の青年がどこかに電話をかけている。
22:13:52
GM20
 闇の世界に身を置くものであれば、その青年の名くらいは聞いたことがあるかもしれない。
22:13:55
GM20
 または、その字名を。
22:13:59
GM20
「ええ、此方は滞りなく終りました。ご依頼主の方は……ええ、そうです。」
22:14:02
GM20
「まあ、依頼の通り、娘さんは保護しました。犯人も死亡しましたので、これ以上狙われる事は無いでしょう。」
22:14:05
GM20
「…残念ながら。ただ奇跡的に、日常生活を送る分には支障はありません。」
22:14:08
GM20
「話されますか?……そうですか、分かりました。」
22:14:10
GM20
「ええ、では……また後日」
22:14:14
GM20
 電話の主との簡単なやり取りを終え、別れを告げた後、部屋の中央にあるベッドに向き直る。
22:14:17
GM20
 ベッドには、手術着を着た虚ろな眼の少女が俯せに寝かされていた。
22:14:22
GM20
 年のころは小学校の高学年くらいだろうか、やや細身の体格に、日常の中であればそれなりの器量であったろう顔立ちをしている。
22:14:26
GM20
 しかし、その手の甲を見ると、明らかに普通の人間とは思えない物が生えている
22:14:29
GM20
 濁った白い爪……長さは15cmほどだろうか、ヒトの指程度の厚さは有り、人間一人の身体くらいは易々と貫けそうである。
22:14:32
GM20
 だが、それは真昼にとってあまり問題ではない。
22:14:36
GM20
そもそもこの爪は彼女が生来保有していたものであり、闇の者の血筋から自然に発現した、まあ、言ってしまえば「個性」のようなものだからだ(彼女がこの見た目悍ましい爪をどう感じているかは別の話であるが)。
22:14:42
GM20
 問題は、首筋に埋め込まれており、そして先程、その埋め込んだ張本人に手術で『取り出させた』物。
22:14:43
GM20
 今はベッドのそばにある机の上に置かれた皿にある、蜘蛛にもにたフォルムを持つ大人の小指程度の大きさの機械。
22:14:50
GM20
 取り付いた闇のものの神経を電気的に操り、殺傷力の高い力を瞬間的に、本人の意思に関係なく対象へ振るわせるための『殺人強制デバイス』である。
22:14:51
GM20
 実験体として誘拐され、このデバイスを埋め込まれた彼女は…
22:14:55
GM20
「ん…」
22:14:57
GM20
 目の前で少女がうっすらと眼を開ける
22:14:59
GM20
「う…あ…」
22:15:01
GM20
 今まで自分の身体を好き勝手に弄られていた事がまだ記憶に残るのか、不快感に満ちたうめき声を上げる少女と目が合った。
22:15:04
GM20
「おはよう。XXXさん。」
22:15:06
GM20
「・・・・・・ハカセ?」
22:15:08
GM20
「いや、彼はもういない。君とはもう会わない。」
22:15:10
GM20
 にこやかな笑みを浮かべ、青年は少女に端的な事実を告げる。
22:15:13
GM20
 まあ、特に嘘は言っていない。実際、真昼の足元でゴムボール程度に丸まった小汚い物体と化しているが。
22:15:16
GM20
「………じゃあ、あなたがあたらしいごしゅじんさま?」
22:15:19
GM20
「違う」
22:15:21
GM20
「……じゃあ、あたらしいごしゅじんさまはだれ?」
22:15:23
GM20
「もうご主人様は現れないよ」
22:15:25
GM20
「…じゃあ、もうひとをころさなくていいの?」
22:15:27
GM20
「そうだ。君は人を殺さなくていい」
22:15:29
GM20
虚ろな目で質問を繰り返す少女に、青年は彼女が理解できる位のスピードでゆっくりと答えていく。
22:15:32
GM20
「‥‥‥‥‥‥おうちに帰れる?」
22:15:34
GM20
「………ああ。お父さんもお母さんも君の事を待っている。」
22:15:37
GM20
「………………ほんとう?」
22:15:39
GM20
「君の事を助けて欲しいと僕に言ったのは、君の親御さんだからね。」
22:15:42
GM20
「…………………………そう」
22:15:44
GM20
 つう、と少女の眼から涙が零れ落ちる。
22:15:46
GM20
「まず、君の身体を治さないとな。どこか痛いところはある?」
22:15:49
GM20
 にこやかな表情を崩さず、青年は手袋を外す。
22:15:51
GM20
 手には薄らと魔力が灯り、淡い光が少女の身体を照らす。
22:15:54
GM20
「おむねと、くびの所。」
22:15:57
GM20
「そうか、じゃあすぐ治そう。痛い所があるとみんな心配するしね。」
22:16:00
GM20
そう言いながら、青年は少女の薄い胸板に手を当て、そこから指をつつ、と首筋まで這わせる。
22:16:03
GM20
「…痛みは消えた?」
22:16:05
GM20
「…うん」
22:16:07
GM20
「じゃあ、少しだけ眠りなさい。起きた頃には、家に着いているよ。」
22:16:10
GM20
「……うん」
22:16:12
GM20
 再び涙を目から流し、少女は眼を瞑る
22:16:14
GM20
 …本当は、気づいているのかもしれない。
22:16:16
GM20
 青年が自分に嘘をついていること。
22:16:18
GM20
 自分が、本当の両親に出会うことはもう無い事。
22:16:20
GM20
 自分が、埋め込まれたデバイスに操られて、その爪で両親を手にかけた事。
22:16:25
GM20
 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥自分が、これからその記憶を消されてしまう事。
22:16:28
GM20
「おなまえ、なんていうの?」
22:16:30
GM20
 眠りに落ちる間際、少女は青年に声をかける
22:16:32
GM20
 少し考えたあと、青年はこう答えた。
22:16:34
GM20
「……識嗣真昼だ。よろしく」
22:16:36
GM20
「…うん、まひるさん、おやすみ」
22:16:38
GM20
 そうして少女の意識は、深く沈んでいった。
22:16:40
GM20
「…ふう。」
22:16:42
GM20
 少女を眠らせ、一人になった真昼は深くため息をつく。
22:16:45
GM20
 彼女の父親が、瀕死の重傷を負いながらも自分にした依頼は完遂した。
22:16:48
GM20
 父親の依頼通り、彼女が両親を自らの手にかけた事で壊れないように、両親の記憶をすべて消す事も含めて。
22:16:51
GM20
 正直、彼女の記憶を消したことについて、迷いが無いといえば嘘になる。
22:16:54
GM20
 痛みを残していれば、それを乗り越え、彼女は人間的により強くなったのではないか?という思いもあった。
22:16:57
GM20
 だが、自らの手で帰るべき家族を殺してしまったという事実の重さ、それを背負いきれるのかを考え、結局は自分の判断で記憶を消した。
22:17:01
GM20
ここからは、風木津竜胆のべディヴェールに少女を引き渡すことになる。
22:17:04
GM20
 あそこには彼女と似た境遇の少年少女が、闇のものであったり、彼女のように外法の実験で傷ついていたり、発現した異能によって排斥された者たちが、そしてそんな彼らを包み護る者がいる。
22:17:12
GM20
 大小の違いはあれど、同じ痛みを共有出来る事と、穏やかな環境は、少なくとも彼女を孤独と苦痛に閉じ込めたりはしないだろう。
22:17:15
GM20
 また、最近はあの琴音友希が彼らの世話に協力してくれている。
22:17:19
GM20
 力の制御に悩んでいる子もいる中、彼女の様に鍛錬で能力を身につけたタイプは頼りになる。
22:17:20
GM20
 この少女の“爪”についても、折り合いをつけて人生を歩めるかもしれない。
22:17:23
GM20
 そして、ARWの社長とパイプができ、インターンシップまで出来る様になった。
22:17:25
GM20
 表の社会に戻りたいと願った子供達も、これでまっとうな職にありつける事が出来るだろう。
22:17:28
GM20
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上手く行き過ぎだな。」
22:17:31
GM20
 この「サービス残業」を始めた頃に比べ、あまりにも好転した現状に軽くため息をつく。
22:17:34
GM20
 琴音友希も、ARWも、確かに心強い力となった。
22:17:36
GM20
 それでも、この状況は彼らの善意によるものだ。彼らがいなければ成立しない、極めて脆い体制だ。
22:17:39
GM20
 彼らにもしもの事があったとき、または彼らに事情があって今の体制を続けられなくなったときのことも考えなければならない。
22:17:43
GM20
 そのためには、まず協力者を確実に確保出来る環境が欲しいのだが…
22:17:46
GM20
 その時、K-Phoneが鳴り響いた/
22:18:13
Mahiru_10_
「とと…、はい識嗣です。今回はどちらですか?」/
22:20:03
GM20
総帥「関西だよ、ところで事業は順調かな?」/
22:22:17
Mahiru_10_
「まあ、ようやく安定しそうなところですね。」苦笑しつつ「もう少しマンパワーがほしい所ですけど、そこはこれからの課題ですね。まずはあの子達一人一人の状況をしっかり落ち着かせないと。」総帥なら既にこちらのしている事は把握しているだろうとアタリをつけ、余計な問答は省いて答える/
22:23:51
GM20
総帥「そうか。魔獣討伐の邪魔にならない程度に頑張ってくれたまえ」/
22:24:52
Mahiru_10_
「ええ、優先順位は間違えないつもりです。それで、何方へ行けばいいですか?」
22:24:56
Mahiru_10_
22:26:37
GM20
総帥「すでにK-Phoneに送信してある。よろしく頼む」といって電話が切れます/
22:26:57
Mahiru_10_
電話が切れた後、別の場所に携帯をかけます
22:27:04
Mahiru_10_
『はいはーーい。凛音ちゃんでーっす!お仕事終わった?』
22:27:09
Mahiru_10_
「まーなんとかね。そっち雨大丈夫?」
22:27:17
Mahiru_10_
『すごい降ってるよ~。午後には止むって言ってるけど。』
22:27:23
Mahiru_10_
「ああ、じゃあ傘はいらんな。魔獣戦入ったからそっち帰らずに現地向かうわ。XXX市のXX寺で集合な。」
22:27:30
Mahiru_10_
『ん、了解―。場所もうちょっと詳しく教えて~』
22:27:41
Mahiru_10_
「ナビの画像パソコンの方に送るから、そっち見て」
22:27:46
Mahiru_10_
『ほいほーい。あ、依頼の子どうした?』
22:28:49
Mahiru_10_
「この近くでホテル用意して、そこで眠らせておくよ。それと…」一瞬言いよどみ「色々考え事多いから、見落としとかあるかもしれんけど、その時は頼むわ」
22:28:54
Mahiru_10_
『うん、わかった』あっけらかんと答え、『気を付けてね。』
22:29:00
Mahiru_10_
「ああ、じゃあお休み」
22:29:08
Mahiru_10_
『ミ☆』電話が切れる/
22:30:59
GM20
***シーン ムツキ***
22:31:00
GM20
 いつものようにいつもの生活……
22:31:01
GM20
 最近のムツキにはそれが少し縁遠いものになっていた。
22:31:02
GM20
 学校に行って、クラブに出て、そのままどこにも寄らずにまっすぐ帰る。
22:31:03
GM20
 週末のBARにもまったく顔を出さず、彼女が何をしているのかというと……
22:31:05
GM20
「ムツキ。オフィスの準備、すべて完了しました。すぐにでも状況開始できます」
22:31:07
GM20
「こっちも手配OK、来月にも全国規模で派手な広告打ち上げるぜ」
22:31:10
GM20
 S.T.A.R.F.O.X.メンバーの報告を、ディスプレイごしに受け取るムツキ。
22:31:13
GM20
 そもそも今の彼女は、作業の為にこんな風にPCに向かう必要はまるでないのだが。彼女はこしているのが好きだった。何となく仕事に身が入る気がする。
22:31:19
GM20
 全国規模のリアルタイムSNSプラットフォーム"OXalis"通称「OX」(オックス)
22:31:24
GM20
 ここ数ヶ月、彼女はその設立に奔走していた。
22:31:26
GM20
 最近の魔獣の傾向を分析、そしてこの夏の自身の経験を鑑みた上で彼女が発案したこのネットワーク。
22:31:29
GM20
 一言で言えばそれは、相互互助の為の情報共有を目的としたネットワークコミュニティだった。
22:31:32
GM20
 助けて欲しい人と、助けたい人を繋ぐシステム。
22:31:34
GM20
 例え騎士であっても、一人の存在が救える数には限度がある。何より、知らないものは救えない。
22:31:37
GM20
 その、救えなかった人たちの一部が、魔玉を与えられ魔獣とされる。
22:31:43
GM20
「でももしかすると、ボクの掌からこぼれた人の隣に、ボクの知らないその隣に、手を差し伸べることが出来る誰かがいるかもしれない」
22:31:49
GM20
 もちろん、すべての不幸を救えるなんて思わない。でも可能性を上げる事はできる。
22:31:52
GM20
 そして……
22:31:58
GM20
 以前、ムツキとS.T.A.R.F.O.X.隊長イワン・アルテミエフとの間でこんな会話があった。
22:32:03
GM20
「ところでムツキ。あなたが名乗られる予定の管理者名、"Lux_ex_machina"(ルクス_エクス_マキナ)とはもしかして……」
22:32:08
GM20
「はい。アルカナへの当てつけです。あなたたちが人に絶望をもたらす舞台装置なら、ボクは一筋の光、希望をもたらす舞台装置になってやるってい う、、可笑しいでしょうか?」
22:32:14
GM20
「いえ、立派だと思います」
22:32:20
GM20
 魔獣化してしまった存在は基本救えない。
22:32:22
GM20
 だからこれが、一人でも多くの人を魔獣化する前に救う事につながる。彼女はそう確信していた。
22:32:31
GM20
 ムツキの発案から数ヶ月。OXの創設は急ピッチに、しかしスムースに進んでいた。
22:32:34
GM20
 どんな立派なお題目を並べたコミュニティーでも。さまざまなSNSが乱立している現代、魅力的なコンテンツを提示できなければ、人の興味は惹けない。
22:32:38
GM20
 コンテンツの拡充を考えると、正式なコミュニティの稼動は少なくとも来年になるだろうと、ムツキ自身思っていたのだが……
22:32:43
GM20
 そこに思いがけない救いの手が差し伸べられた。
22:32:45
GM20
 フランスに本拠地を持つ巨大多国籍企業の日本支社、BarbeBleueJapone(以下BBJ社)からの支援である。
22:32:48
GM20
 フランスのBarbeBleue本社と軍は密接な繋がりがあり、まったくの無関係というわけではなかったが
22:32:51
GM20
 それでもこの突然の支援にはムツキたちも驚きを隠せなかった。
22:32:57
GM20
 しかもBBJ社は資金投資だけではなく、日本で新規展開予定と噂されていた大型新作SNSゲーム、「きゃばりえ倶楽部」(通称きゃばクラ)をOXのゲームコンテンツのひとつとして提供してくれたのだった。
22:33:01
GM20
 この噂は瞬く間にネットを駆け巡り、はからずも世間の注目の的となったOXは、年内開設へ向けて急ピッチの準備を進める必要に迫られた訳だっ た。
22:33:05
GM20
そんなおり、ムツキのK-Phoneが鳴り響いた/
22:35:03
mutuki_10
「はい。ムツキです。あ、、、ご無沙汰してます」ぺこりと挨拶/
22:36:32
GM20
総帥「君もなかなか面白そうなことをやっているようだね」/
22:38:42
mutuki_10
「あ、ご存知、、、ですよね、当然」納得した風に「<星>の騎士として、できる事はやっておきたくて、、、任務、ですよね?」/
22:39:18
GM20
総帥「そうだ。こればかりは君たちでないとできないからね」
22:39:43
GM20
総帥「戦ってくれないかな?」/
22:40:18
mutuki_10
「任務了解しました。只今をもって状況を開始します」画面に向かい敬礼/
22:40:50
GM20
総帥「頼むよ」といって電話が切れます。/
22:42:33
mutuki_10
館内放送にリンクして「通達。魔獣討伐の任務を受諾、現時刻を持って状況を開始します。各員は速やかに所定の場所についてください」/
22:43:43
GM20
***シーン 有希***
22:43:45
GM20
「・・・ほら、早く起きないと、学校遅れちゃうよ?」
22:43:46
GM20
どう動いたらこんな風に寝られるんだろう、というような寝相で寝息をたてている男の子を優しく揺り動かす。
22:43:47
GM20
「んんん~・・・」
22:43:48
GM20
「おはよ。もうご飯もできるってさ。さぁ、顔洗っておいで」
22:43:49
GM20
まだ寝ぼけ眼ではあるが、身体を起こして伸びをしている姿を確認すると、有希はその男の子の部屋を後にした。
22:43:50
GM20
廊下の窓からは羽織物がないと肌寒いくらいの朝の空気が入り込み、そこから見える近くの山の景色は秋の深まりを感じさせた。
22:43:53
GM20
まだ静かで、遠くの鳥の声が響いて聴こえる。
22:43:55
GM20
うん、やっぱり良い所だ――と、そんなことを考えながら隣の部屋をノックして。
22:43:58
GM20
「おはよう、ドア開けるよー!」
22:44:00
GM20
22:44:02
GM20
22:44:04
GM20
22:44:06
GM20
児童養護施設ベディヴェール。
22:44:08
GM20
”女王”琴音有希は先月末から、同じく騎士である識嗣真昼の紹介でこの施設の不定期職員として働いていた。
22:44:11
GM20
養護施設の職員で、不定期職員というのは珍しい。
22:44:13
GM20
それに彼女は、保育士や教諭の資格を持っているわけでもなければ、お世辞にも家庭的なところがあるとは言い難い。
22:44:16
GM20
魔界の王女として帝王学として身につけてきた知識は、それはもう莫大な範囲に及んでいるが、
22:44:21
GM20
いわゆる『家庭的なスキル全般』はむしろ王たる者が習得してはならない、というのが帝王学というものだ。
22:44:22
GM20
とはいえ、有希が魔界の王女であるということを知らない相手にそんなことを言い出そうものなら、できない言い訳と思われるだけなら良い方で、
22:44:26
GM20
「(あぁ、この歳で中二病こじらせちゃってるのね・・・)」という残念な目で見られる可能性が高い。
22:44:29
GM20
そんなわけで、ご飯つくるの手伝ってもらえます?なんてフリに対して、有希は平身低頭で野菜の皮むき担当を申し出るほかなく、
22:44:33
GM20
他の職員から苦笑いで「まぁ、なかなか一人暮らしで自炊とかしないと覚えないよね」なんて見当外れの慰めを頂戴した次第であった。
22:44:37
GM20
しかし、これは狙ってやったことではないのだが、気後れしてしまうほどの容姿で、笑顔で人当たりが良く、話し方から知性の伺える有希は
22:44:43
GM20
若干隙がなさすぎて距離をおかれていたらしく、『家庭的スキルが皆無』という欠点は親近感を与える役割を果たしたのだった。
22:44:47
GM20
22:44:48
GM20
22:44:50
GM20
22:44:52
GM20
「あ、ゆーちゃん、おはよ~」
22:44:54
GM20
「お、起きるの早いねー。布団もちゃんと畳んでるし、龍子は流石ね。」
22:44:57
GM20
「このくらい、あたりまえだって。みんなを起こしてるんでしょ?手伝ってあげる。」
22:45:00
GM20
「ありがとー、助かるわ。」
22:45:02
GM20
走って廊下に飛び出した女の子の、元気に振りまわしている尻尾を微笑ましく見ながら、有希はその後についていく。
22:45:06
GM20
有希が此処で働いているのは、普通の職員ができないことをやるためでもあるのだが、
22:45:09
GM20
有希は、まだソレをやるときではない、と考えていた。
22:45:11
GM20
前を歩く龍子のように、早くから心を開いてうち解けられる子ばかりではないのだ。
22:45:14
GM20
まずはできるかぎり一緒に時間を過ごすこと。
22:45:16
GM20
そんなとき、エプロンのポケットに入れていたK-PHONEが振動を伝えた
22:45:19
GM20
22:46:41
yu-_10
「あ、ゴメン、龍子―、先行っててくれる?」片目をつむり、申し訳なさそうに笑顔を作った後、
22:47:31
yu-_10
有希は女の子に背を向け、電話に出る。「―はい、琴音です。」/
22:48:20
GM20
総帥「どうかな、今までとは異なる生活は?」/
22:50:17
yu-_10
知っていて当然、ではあるが、流石に苦笑は堪えられず。「・・・楽しいわ、やりがいも感じるし。」/
22:51:12
GM20
総帥「それはよかった」
22:52:30
GM20
総帥「だが、魔獣を討伐するのを疎かにする気はないかな?」/
22:53:33
yu-_10
「それは、無いわ。」
22:55:41
yu-_10
「魔獣討伐のために、この世界に来たのだから。・・・心配しなくても、そこが動くことはない。」
22:56:10
yu-_10
「で、今回は何処に?」/
22:56:27
GM20
総帥「関西だ」
22:56:43
GM20
総帥「戦ってくれるね」/
22:58:04
yu-_10
「喜んでお引き受けするわ。」詳細情報を送ってもらうよう頼んだ後、電話を切る
22:59:03
yu-_10
「・・・さて、と。院長先生に休暇もらわないといけないのか。」
22:59:59
yu-_10
ゆーちゃんはやくー、という声を後ろに聞きながら、頭の中で計画を練るのであった/
23:00:48
GM20
■□■ 邂 逅 フ ェ イ ズ ■□■
23:00:48
GM20
時間:30分[シーン:なし]
23:00:49
GM20
目的:PCが集合し、最新情報の入手および今後の相談をする。 
23:00:52
GM20
■□■ 連 絡 所 ■□■
23:00:53
GM20
連絡所行く人は宣言してください
23:00:54
GM20
23:01:02
Mahiru_10_
行きます./
23:01:03
mutuki_10
行きます
23:01:06
mutuki_10
23:01:09
yu-_10
いきます/
23:01:19
GM20
■□■ 邂逅フェイズ ■□■
23:01:20
GM20
[順番]
23:01:21
GM20
すでに到着:有希
23:01:22
GM20
到着した所:ムツキ
23:01:23
GM20
いつでもどうぞ:真昼
23:01:29
GM20
23:02:28
yu-_10
「えーっと、○○寺。うん、間違いは無いわね」
23:03:28
yu-_10
一番乗りは珍しいなぁ、と思いつつ、間違っていないか確認して/
23:05:08
yu-_10
服装は黒のレギンスパンツ、ロングTシャツに、ニットカーディガン。赤みがかった栗毛が映える/
23:05:51
mutuki_10
では階段を上がってくる黒のスーツ姿の長身の女性。長い黒髪を上に束ね、赤い眼鏡をしたその佇まいからはクールな雰囲気が漂っています。
23:07:29
mutuki_10
有希さんにはその女性に見覚えがあります。S.T.A.R.F.O.Xのリチャード・ロン。そしてその肩には青い小鳥が止まってます。
23:08:16 AROE (aroe@zaq7718450b.zaq.ne.jp) が #魔獣舞台 に参加しました。
23:09:27
mutuki_10
そして彼女が階段を登りきったタイミングで、空からふわっとムツキの姿が現れます。
23:10:39
mutuki_10
「あ、有希さんっ!」嬉しそうに満面の笑みを浮かべて「今日もよろしくお願いします」ペコリ/
23:12:06
yu-_10
「お、またムツキと一緒かぁ。・・・頑張りすぎてなぁい?」つられるように笑顔を向けながら、ムツキの頭をなで/
23:14:40
mutuki_10
「はーい♪」嬉しそうにはにかむ。物理的には何も起こっていないし、ムツキ自身に感触があるはずもないが、それでも心底嬉しそうです。
23:16:46
mutuki_10
そして遅れてリチャードも有希さんに会釈。「ご無沙汰しております。騎士の皆さんの中には、ムツキの能力によるコミュニケーションを受付けない方もいらっしゃるので、随伴させていただいた次第です」
23:17:36
mutuki_10
「ほら、スバルとか、、」と、ムツキも補足します。/
23:18:44
Mahiru_10_
凛音『おっっっっっはー!あ、ゆーきさんだ。今日はヨロシクー☆あ!初めましての人さん?鳥さん?私凛音 !よろしくね♪』
23:18:59
Mahiru_10_
両手を広げながら元気に霊体で飛んきて、さっそくマシンガントーク始める。巫女服姿(基本スタイル)
23:19:09
Mahiru_10_
真昼は対照的に、山門の前で姿勢を正して合掌一礼後、入る。黒スーツに赤ジャケット姿
23:19:59
Mahiru_10_
「ああ、琴音さんと…確か、STARFOXの方。」と言ったところで、青い鳥に目がとまる。
23:20:27
Mahiru_10_
にこりと柔和な笑みを浮かべ、「今日は、宜しくおねがいします。」/
23:20:45
Mahiru_10_
頭を下げ、
23:22:15
Mahiru_10_
深呼吸、「………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それと、いつぞやの時は、皆様には失礼な事を言いましたね。あの時は申し訳ありませんでした。」二人と、見ているであろう他のスタッフに、謝罪の言葉をかける/
23:22:38
yu-_10
「お、と、と、凛音ってば、テンション高いよ」先に飛び込んできた彼女には苦笑しつつ挨拶を/
23:23:28
yu-_10
真昼へは、無言だが笑顔を返す。がんばれ、と心で念じながら/
23:27:09
mutuki_10
リチャード「”那托”識嗣真昼様、頭をお上げください。あなたとムツキの関係はプライベート。今は任務中です。魔獣討伐に全力を注ぎましょう」
23:28:39
mutuki_10
リチャード「それに、、、誠意ある態度を見せる相手を無碍に扱うほど、うちのムツキは子供じゃありません。ね?」最後はどこか中空に念を押すように
23:29:40
mutuki_10
有希さんにはそれを聞いてバツの悪そうな顔をしているムツキが見えます。/
23:30:33
Mahiru_10_
「……はい。」再び姿勢を戻し、「では、情報を聞きに行きましょう」/
23:30:35
yu-_10
「許せなくたっていいよ。でも、覚えていてあげて」小声でムツキにつぶやくと「さあ!行きましょう」寺に入っていく/
23:30:56
GM20
では
23:31:01
GM20
最新情報です
23:31:03
GM20
***最新情報***
23:31:04
GM20
□魔獣の正体
23:31:05
GM20
 このあたりでは有名なミュージシャン 流星のジョー
23:31:06
GM20
 孤高のギタリストで、その腕はプロ級である。
23:31:08
GM20
□魔獣としての力
23:31:09
GM20
 主に女性を魅了する音楽テクニック
23:31:10
GM20
 ギターを斧のように振るい周りを破壊する。
23:31:12
GM20
□魔獣の出現位置
23:31:14
GM20
 さまざまだが、芸能プロダクション、ライブ会場などで、同業者、俳優、モデルなどを殺している。
23:31:19
GM20
□魔獣の現在の位置
23:31:21
GM20
 美女たちが身を呈してブロックするため、逃げられてしまうが、
23:31:24
GM20
□捕捉事項
23:31:26
GM20
 なし
23:31:28
GM20
関連情報
23:31:30
GM20
白き薔薇のレイジ(自室)
23:31:32
GM20
【魔獣について】
23:31:34
GM20
 路上ミュージシャン
23:31:36
GM20
 何度も魔獣に襲われているが、生き残っている。。
23:31:40
GM20
飯田嘉文(自宅)
23:31:42
GM20
【魔獣について】
23:31:44
GM20
 流しのギター弾き
23:31:46
GM20
 彼女と一緒にいた時、魔獣に襲われたが、なんとか助かったようだ。
23:31:51
GM20
姫宮葵(自宅)
23:31:53
GM20
【ジョーについて】
23:31:55
GM20
 ジョーの元恋人
23:31:57
GM20
 ジョーが魔獣化した時はレイジの恋人になっていたようだ。
23:32:06
GM20
□現場員情報
23:32:08
GM20
・シゲさん[刑事]
23:32:10
GM20
シゲさん「魔獣本人も暴れるが、それよりも女性を操る事がたちが悪い」
23:32:13
GM20
シゲさん「その場限りの支配の女もいるが、ずっと支配している女もいる」
23:32:16
GM20
シゲさん「ずっと、支配している女の多くは、恋人がいたらしい。どうやら自分で支配レベルをコントロールできるようだな」 
23:32:19
GM20
シゲさん「あと、あまり使用しないが、男にも効果があるようだな」
23:32:25
GM20
・月城教授[万能知識]
23:32:27
GM20
月城「弱点ははっきりとわからないが、最近はギターを武器にせず、音楽を奏でているだけの時がおおくなったような気がするな」
23:32:31
GM20
月城「それより、マインドコントロールのほうがわからない、多くのものが演奏を聴き始めた直後から邪力にかかるが、なかなかかからないものもいる。この差がわからない」
23:32:35
GM20
・ファルコン[インターネット]
23:32:37
GM20
ファルコン「ジョーは、アーティストとしての腕だけなら超一流だね、だが、惜しむらくは華がない。ゆえに知る人ぞ知るってレベルに留まっているね、作詞、作曲もあまり才能がないようで、カバーしてばかりだから、ブレイクしづらいのもあるけどね」
23:32:45
GM20
ファルコン「逆にレイジは演奏はびみょーだが、イケメンだからそこそこ人気があるようだ」
23:32:46
GM20
ファルコン「噂だけど、魂をこもった歌を歌えば、ジョーは命を助けてくれるらしい、まあ、眉唾物だけどね」
23:32:52
GM20
ファルコン「しかし、彼ほどのミュージシャンがなぜギターを武器にするのかな?」
23:32:53
GM20
・”闇の眼”の花山[裏社会]
23:32:54
GM20
花山「ジョーって奴はあまり話を聞かないが、レイジは人間のクズだな。自分のファンだけならともかく、ドラッグを使って他人の女を寝とったりするのが大好きらしい」
23:32:58
GM20
花山「裏の世界の人間とも交友があるらしく、いままでトラブルが起きてもなんとかしてもらっているらしい」
23:33:01
GM20
以上/
23:34:36
yu-_10
「・・・・・・さ、二人はどこいく?」あえて魔獣については何も語らず/
23:36:53
Mahiru_10_
「……レイジ氏の所であれば、魔獣が出て来るかも知れませんね。」凛音『あ、私葵さんっていう子に会ってみたーい』 「……だそうですけど」凛音の発言を追訳する/
23:37:38
mutuki_10
「じゃあ、ボクがレイジさんのところに行っていいですか?」
23:38:22
mutuki_10
同様の内容が真昼さんのK-Phoneに着信/
23:39:36
Mahiru_10_
「……ん、分かった。じゃあ彼女の方に行こう。」>ムツキ 「リチャードさんもいかれるのですか?」/
23:40:49
yu-_10
「じゃ、私は飯田のところね。先に出るわ、――任せたわよ。」危険は承知で行くのだろう。心配するのも野暮だ。
23:41:09
yu-_10
笑顔でエールを残し、虚空へ消える/
23:41:48
mutuki_10
リチャード「S.T.A.R.F.O.X.は基本的にムツキとともに行動しますが、人手がご入用なら人数を裂くことは可能です。いかが致しましょう?」/
23:43:13
Mahiru_10_
「いえ、今回は不要です。ありがとうございました。」ぺこりと一礼します。凛音 『じゃあムツキちゃんとリチャードさんも頑張ってね^--^』 「……だそうです」苦笑/
23:44:46
mutuki_10
リチャードが略礼を返し、。少しその背を見送った後、ムツキたちも現地に向かいます/
23:45:41
GM20
■□■ 調 査 フ ェ イ ズ ■□■
23:45:42
GM20
時間:180分[1シーン:60分]
23:45:43
GM20
目的:魔獣の居場所や、邪力の弱点を調査する。
23:45:56
GM20
***シーン ムツキ***
23:46:04
GM20
どうします?/
23:47:13
mutuki_10
レイジさんの今いる場所を検索し、向かいます。STARFOXは同行していますが、あくまで接触はムツキ単独で/
23:47:26
GM20
了解。
23:47:37
GM20
では、オートロックのマンションですが
23:48:30
GM20
入口の硝子戸が破壊されており、誰でもはいれる状態です。/
23:50:55
mutuki_10
では驚いた表情を浮かべながらそのガラス戸からひょこっと顔を覗かせて、、「あのぅ、、こんにちは、、」と、弱々しく呼びかけます/
23:52:38
GM20
するとボコボコにされた通路の先に、ボコボコにされたドアがあります。/
23:54:59
mutuki_10
恐る恐るといった雰囲気を漂わせながら、そこに向かい、そーっと中を覗きます。同時に生きているマンションのセキリュリティにハックして周囲ならびに中の状況把握に努めます/
23:55:52
GM20
レイジ「ひいいい」ムツキをみてびくっとします。
23:56:11
GM20
レイジ「もうやめてええええええええ」
23:56:46
GM20
レイジの体はボロボロです
23:56:56
GM20
【イメージ:チャラ男(土屋シオン http://talent.yahoo.co.jp/pf/detail/pp475683 )】/
23:59:30
mutuki_10
Σ
表示するメッセージがありません。