発言数 137
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22:32:40 lalset -> EM_10
22:32:51 kumo -> ko-ji_10
22:32:51 sametalmanN1 -> Couger_10
22:35:16 (EM_10) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
22:35:16 (EM_10)  暗がりに一人膝を突く悠香。
22:35:16 (EM_10) その顔は余裕をかなぐり捨て、脂汗と焦燥感が溢れていた。
22:35:17 (EM_10) 地に突き立てたドラゴンブレイズは黒く転じ、
22:35:19 (EM_10) 悠香の右腕はまるでそれを抑えるかのようにドラゴンブレイズに巻き付いていた。
22:35:24 (EM_10)  そんな悠香の前に、満面の笑みを浮かべた男が姿を現す。
22:35:29 (EM_10) 「やけに嬉しそうだな、ジョージ。いや……」
22:35:33 (EM_10) 悠香が言葉を濁す。上機嫌なジョージもあえて追求せず、口を開く。
22:35:38 (EM_10) 「積年の夢が叶う時だからさ。嬉しくもなるさ」
22:35:42 (EM_10) そしてジョージは演劇の俳優のように大袈裟な身振りをとりながら、
22:35:45 (EM_10) 悠香以外の存在に向けて大きな声を放つ。
22:35:49 (EM_10) 「邪神影法師よ! 汝への供物は揃った、我との契約に応じよ!」
22:35:55 (EM_10) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
22:35:58 (EM_10) 【開催情報】
22:36:00 (EM_10) タイトル:暗がりに咲くは焔の華
22:36:02 (EM_10) EM  :ラルセト
22:36:04 (EM_10) 開催日時:2017年5月20日 22時(予定)
22:36:06 (EM_10) 参加人数:3人
22:36:08 (EM_10) 退魔種別:甲種
22:36:10 (EM_10) 参加条件:
22:36:12 (EM_10) 特になし。
22:36:14 (EM_10) 【依頼情報】
22:36:16 (EM_10) 依頼年月日:開催日時と同日
22:36:18 (EM_10) 依頼場所:ある喫茶店
22:36:20 (EM_10) 依頼人:流山悠一郎の部下
22:36:22 (EM_10) 依頼内容:流山悠香の回収、もしくは殺害
22:36:24 (EM_10) 概要:
22:36:26 (EM_10) 至急受けて頂きたい依頼があります。
22:36:28 (EM_10) 流山悠一郎様の妹、流山悠香様が行方不明になりました。
22:36:33 (EM_10) その身柄の回収をお願いしたいのです。これは悠一郎様からの依頼でもあります。
22:36:36 (EM_10) と言っても、行方をくらましたのは数日前の事ですが……私共は訳あって妹様の動向をある程度監視していました。
22:36:39 (EM_10) 妹様はなかなかの手練であり、監視を振り切った事は今まで何度もあるのですが、必ず戻ってきました。
22:36:42 (EM_10) では何故今回このような依頼をしたのかと言えば、偏に妹様の身に危険が差し迫っている可能性が高いからです。
22:36:46 (EM_10) これが何某かの争いの末に犬死しただけ、と言うならばまだ良い方だと悠一郎様はお考えのようですが……。
22:36:49 (EM_10) 万が一の場合、皆様には最悪の事態を防ぐため妹様の殺害もお願いしなければならないかもしれない、だそうです。
22:36:52 (EM_10) 私はあくまでも代理でありこれ以上の事はほぼ知らされておりません。
22:36:55 (EM_10) 退魔対象:不明
22:36:56 (EM_10) 解決方法:流山悠香を回収する、あるいは殺害する
22:36:58 (EM_10) 居場所(退魔フェイズ時):不明
22:37:02 (EM_10) 【ゲーム補助】
22:37:04 (EM_10) 絶対障壁
22:37:07 (EM_10) [事件フェイズで退魔対象を拘束・退治する行為]
22:37:09 (EM_10) [事件フェイズでNPCを拘束・退治する行為]
22:37:11 (EM_10) キーワード
22:37:13 (EM_10) [邪神]、[精神汚染]、[妄執]
22:37:15 (EM_10) 【情報源】
22:37:17 (EM_10) <NPC>
22:37:19 (EM_10) 名前:流山悠一郎
22:37:21 (EM_10) 初期情報:依頼主。聞けば知っている事は答えてくれるらしいが、様々な都合上話しを聞けるのは一人くらいらしい。
22:37:24 (EM_10) 居場所:ある喫茶店
22:37:26 (EM_10) <場所・状況>
22:37:28 (EM_10) 名称:悠香の自宅
22:37:30 (EM_10) 初期情報:自宅という名の拠点。マンションの一室を借りている。
22:37:33 (EM_10) 合鍵を悠香が悠一郎に渡している為、部下からそれを借りて室内に入る事が出来る。
22:37:36 (EM_10) 但し悠一郎も悠香に頼まれた時以外は開けたことが無いらしく、
22:37:39 (EM_10) 『人を入れるつもりのない』室内がどうなっているかは知らないとのこと。
22:37:42 (EM_10) <場所・状況>
22:37:44 (EM_10) 名称:山奥の廃ホテル周辺
22:37:46 (EM_10) 初期情報:悠香の失踪の後、密かに噂になっている廃ホテル。
22:37:49 (EM_10) 以前一部崩落した事で小さな騒ぎになったが、権利関係で揉めていて取り壊しはまだらしい。
22:37:52 (EM_10) 危険人物と看做されるような人物がこのホテルのある山奥へ向かっていった、と言う情報がある。
22:37:55 (EM_10) また山奥に向かっていった人物の中に悠香らしき人物の姿もあったらしい。
22:37:58 (EM_10) 近隣は普段余所者が観光にすら来ないような寂れたところで、ここにテロ組織の構成員が逃げ込んだという噂も流れている事から、
22:38:02 (EM_10) 近隣の治安を維持する為警察官が数名派遣されてきているらしい。
22:38:05 <EM_10> 部下「以上が私の知る情報になります。皆様方、どうかお願いいたします」/
22:40:06 <ko-ji_10> 「なー。アンタもおつかいだからよくわからんのだろうが、悠香ちゃんを殺害、ってのはどういう意味だ?」/
22:40:43 <ko-ji_10> この男にしては珍しく、真剣な表情で/
22:41:04 <lucia_10> 「……(リスク管理は理解できなくもないから口は挿めなさそうですね)」黙ったまま資料に目を通す/
22:41:32 <Couger_10> 「ダチを殺す真似だけはしねぇ、必ず連れて帰るぜ!」と決意を固めつつ/
22:43:58 <lucia_10> スッと手を上げて「この依頼、悠香嬢のことだけが条件に記されていますが、犯人らしき相手はどうすれば?」/
22:44:54 <EM_10> 部下「それは何とも。ただ悠一郎様は最悪の場合、きっと悠香様もそれをお望みになるだろう、とだけ」>光司
22:45:44 <EM_10> 部下「もし何らかの黒幕、実行犯その他諸々が居た場合、その処置に関しては皆様方に一任する、とのことです」
22:46:42 <EM_10> 部下「隠しても仕方がないので明かしますが、我々に闇のものをどうこう、と言う力はありませんので……」/
22:48:11 <ko-ji_10> 「――っ。」 イライラした様子で急に立ち上がり。
22:49:43 <ko-ji_10> 「あー、腹立つ。 さっきから聞いてりゃ、回収とか殺害とか、……悠香ちゃんはモノじゃねぇ!」 「まず、アンタらの依頼主によーくお話を訊いてみることにするぜ」
22:50:15 <ko-ji_10> 「――で良いよな?」 二人へ振り返り/
22:50:51 <Couger_10> 「おう、血気盛んでいいじゃねえか!少年!!」/
22:51:05 <lucia_10> 「……私は実務経験もあるので、現場検証ですかね。性別的にも、お二人よりは私の方が、住んでいたところに立ち入るには適役でしょうし」/
22:52:23 <Couger_10> 「じゃ俺はホテルの周辺か!ま、荒事は任せとけって!」/
22:53:05 <ko-ji_10> 「――あ、誰が少年だ、コラ。 コージさんと呼べ。」 相変わらず男には容赦なし/
22:54:35 <lucia_10> 「その分、若く見えているということでは?秘訣は何かしら」クスクスと笑いながら間に入る/
22:55:39 <Couger_10> 「わりい、俺としたことが間違えるたあな・・・俺は辰也で構わねえよ『コージさん』」/
22:57:47 <ko-ji_10> 「…ん、と。 まぁ、アレだ――恋愛とか。」 「しかしルシアちゃん、相変わらず綺麗だなぁ」 目線はルシアの胸元へーw/
22:58:34 <ko-ji_10> 先程までの怒りはどこへやら、緩みきった顔である/
22:59:21 <lucia_10> 「随分と良い相手がいらっしゃるんですね」笑いながら「では、時間も勿体ないですし、参りましょうか」軽い足取りでその場を後にする/
22:59:38 <Couger_10> 「何やってんだか・・・時間かかりそうだし、さっさと相棒と一緒にホテルに向かうとすっか!!」と言ってホテルに向かう/
23:00:33 <ko-ji_10> 二人においてかれまいと慌てて外へ/
23:03:33 <EM_10> ―――事件フェイズ(一シーン40分)―――
23:03:38 <EM_10> ―――シーン 光司―――
23:03:48 <EM_10> さて、どうしましょう?/
23:04:24 <ko-ji_10> 指定された喫茶店に向かいますよ。/
23:04:54 <EM_10> では、極普通の喫茶店に着きます。
23:05:38 <EM_10> 奥の方にさり気なく衝立の立てられているスペースが有り、そこに悠一郎はいるようです/
23:07:23 <ko-ji_10> 「――よぉ。 アンタが悠香ちゃんのお兄さん、ってことで間違いないな?」 対面にどかっと腰を降ろし/
23:08:06 <EM_10> 「ああ、そうだよ。君が今回依頼を受けてくれた人物かな」
23:09:12 <EM_10> と悠香とどことなく似ている青年が答えます/
23:11:46 <ko-ji_10> 「あぁ、依頼は受けたさ。」 「――だが、悠香ちゃんを回収だの、殺害だの、そんなのに協力する気はさらさらないね」
23:13:53 <ko-ji_10> 「オレは悠香ちゃんを助けるために此処に来た。 ……だから、単刀直入に言うが、アンタも悠香ちゃんが苦しむ原因を作った一人なんじゃねーかと疑ってる」
23:15:25 <ko-ji_10> 「その場合は依頼を完了した後、アンタに一発入れるつもりでいるが、文句はねーよな?」/
23:16:00 <EM_10> 「ああ、良いとも。しかし、君は君が望む望まざるを関係なく、この依頼に関わった以上そうせざるを得ないだろう」
23:16:27 <EM_10> 「なぜなら、あの子ならきっとそれを望むだろう状況に追い込まれているだろう事は想像に難くないからだ」
23:17:16 <EM_10> 「そして、僕は確かに悠香を苦しめた事のある人物だ。だがね、今回の件に関しては違うとはっきり言えるよ」/
23:18:23 <EM_10> 淡々と言います。/
23:19:07 <ko-ji_10> 「――? よくわからん。わかりやすく話せ」 難しいことは苦手ですw/
23:19:43 <EM_10> 「要するに、あの子は狙われているのさ。ジョージと言う男にね」
23:20:13 <EM_10> 「もし最悪の想像が当たっているなら……今頃、邪神影法師を復活させているんじゃないかな」
23:21:11 <EM_10> 「あれは僕の家族と、そして悠香の人生も狂わせた存在だからね」/
23:23:24 <ko-ji_10> 「いや、まだわかんねーよ。 そんなの、その男を倒してお終いだろうが。 ――大体、悠香ちゃんだって騎士だ、そうそう遅れを取るわけ……」/
23:23:51 <EM_10> 「あの子は騎士なのか。まあ、そんなところだろうとは思っていたが」
23:24:20 <EM_10> 「だが、騎士とて無敵ではあるまい。あの子は最近苦しんでいた。後付の力の増大に」
23:25:25 <EM_10> 「彼女の、そして僕の先祖である竜人女帝の遺した古文書、そこにある不本意な力の増大を収める為の儀式……」
23:26:20 <EM_10> 「それを行う際、術者は無防備になる瞬間がある。あの男なら……竜人女帝の宿敵ジョージならば、知らないはずもないだろうな」/
23:28:50 <ko-ji_10> 「まぁ、悠香ちゃんを狙うストーカー男なら、分が悪いのも仕方ないが。 だからその男をオレが倒せば、それでお終いなんじゃねーの?」/
23:30:19 <EM_10> 「その男の行方が悠香の失踪直後から判らない状態にある、と言ったら?」/
23:31:48 <ko-ji_10> 「変わらねーよ。 ぶっ倒す前に探す、って仕事があるだけだ。」 「悠香ちゃんを殺す、なんて選択肢がどうして出てくる?」/
23:32:59 <EM_10> 「……勘だ、と言ったら君はどうする? 僕を殴るかい?」/
23:37:38 <ko-ji_10> 「――いや、今は殴らねぇ。 まずはそのジョージって男が先だ。」 「大方、邪神だか悪魔だか知らねぇが、その復活を恐れて、生贄の悠香ちゃんをまずどーかしないと、ってアタマなんだろ?】
23:39:18 <ko-ji_10> 「悠香ちゃんも、呑んだ時、それっぽいこと言ってたけどな。 ――前提が可笑しいんだよ。 トリスタンの広告もっかい読んでこい」
23:40:22 <ko-ji_10> 「愛する女のためなら、邪神のひとつやふたつ、ぶっ倒してやるよ」/
23:40:55 <EM_10> 「頼もしい。あの子は良い友達を持ったものだ」さらりと余裕ぶって
23:41:11 <EM_10> 「証拠はある。これだ」
23:41:54 <EM_10> と脇のアタッシュケースを机の上に置き、中身を光司に見せます。
23:42:39 <EM_10> 中には恐らく組み立て式のボウガンのようなものと、撃ちだす為のボルトが一本。
23:43:06 <EM_10> ボルトの先端には金属片がついていて、暖かくなるような気持ちと同時に嫌な感じがうっすらまとわりついています。
23:43:55 <EM_10> 「もう一つは悠香の『中』にある。僕の部下がね、それこそ生命を使って悠香にこの『希望』を届けた」
23:44:20 <EM_10> 「昨日、これが陰りを見せた。君にも分かるだろう、嫌な感じが」
23:45:33 <EM_10> 「これを君に託す。素人知識の馬鹿げた玩具と切って捨てるもよし」
23:46:38 <EM_10> 「……扱いは君に任せる」/
23:49:16 <ko-ji_10> 「――正直オレもよくわからんが、任された。 ……兄貴ならちったぁ妹のこと心配して祈っとけ」 アタッシュケースを受取、席を立つ/
23:50:34 <EM_10> 「心配ならいつもしているよ。死ぬほどね。詳しい理屈はケースの中に同封してある。あとで時間のある時に読んでくれると嬉しい」
23:50:46 <EM_10> 「僕もそろそろ行かなくては」と立ち上がり、立ち去る/
23:52:57 <EM_10> ではシーンチェンジです/
23:53:06 <EM_10> ―――シーン ルシア―――
23:53:10 <EM_10> さて、どうしましょう?/
23:54:58 ! rizumu ()
23:56:26 <lucia_10> 場所を聞いて、鍵を預かって、周辺の監視カメラのサーバー等をハッキングして、必要な情報をかき集めます。それを並列思考でこなしつつ部屋の前まで移動しておきます/
23:57:45 <EM_10> では、すんなり悠香の部屋の前まで行けます。
23:58:37 <EM_10> 尚、行方不明になったと思しき数日前、悠香が一人で出て行く姿が監視カメラのデータとして残っていました。その際特に不審人物は居なかったようです/